アマサギは亜麻色じゃない!

 ということで、まず亜麻色ってどんな色か?

 手元の色名図鑑をスキャンするのは面倒くさいので(汗)、ネット検索しプリントスクリーンして切り出すと・・・。
amairo.jpg

 ななまるの目および記憶ではこのような色で間違いないかと。ちなみに亜麻色の文字による説明としては「黄色がかった薄茶色」なんだそうだ。

 で、夏羽アマサギを見てみると・・・、
amasagi-E1DX5239.jpg
EOS-1D X, EF 500mm F4L IS II USM

微妙・・・。この個体の場合、背中の毛色がなんとなく亜麻色っぽい気はするが、頭の辺りは赤みがより高いようで、色見本の亜麻色より擦れた感じがなく、より鮮やかに見える。

 つまり、アマサギは亜麻色ではないのである。

 そもそも「アマサギ」という名は鎌倉時代には既にあったらしい(参考:大橋『鳥の名前』)。

 これに対し、植物の亜麻が日本に入ってきたのはようやく江戸になってから。

 すなわち、植物の亜麻を知らなかった鎌倉時代の日本人が、そもそも亜麻色とは異なる色のアマサギを「亜麻鷺」と名付けた可能性は極めて低い、というかありえないのだ。

 ということで、分別のある人は「アマサギの亜麻色がきれいなあ」などとはゆめゆめ言われないように。

 姉妹語の知られていない日本語のこと、語源についての言説は常に注意を払わねばならないが、上に挙げた大橋はじめ、複数の本で、アマサギの「アマ」は「飴」から来ているとみるのが妥当とされている。

 ちなみに、

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真夏のアマサギ

 水張り田んぼを行ったり来たり。
1DX_3383-201407.jpg
EOS-1D X, EF 800mm F5.6L IS USM

 稲作に熱心な土地柄なのか、

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